こんにちは!13年目PTのかえでです。
「辞めたい!」ってなってしまうと、理学療法士や今の職場のいやな部分ばかりが頭に浮かんできますよね?
リハビリを拒否されたり、体力を使ったり、後輩指導や書類作成に追われたり・・・もうしんどい・・・
でもメリットだってたくさんあるんですよ^^「感謝されるだけ」じゃないんです。
PTをしていたら当たり前だけど、他の仕事にはないっていうメリットもたくさんあるんですよ。メリットを理解したうえで自分の道を探していきましょうね~
今回は理学療法士を辞めたいと思う人に、もう一度思い出してほしい、理学療法士のメリット5つについて書いていきます。
理学療法士は感謝されることが多い
これは当たり前のようで、そうじゃないんです。感謝してもらえる、それを言葉にしてもらえる職業って意外と少ないんですよ。
理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。
日本理学療法士協会HPより
あなたもご存じの通り、理学療法は運動機能が低下している人に対して、基本動作能力の向上をはかるものです。なので、基本的にはADLまたQOLを向上させる、または今ある機能を最大限に活かす、または維持させる仕事です。
そのため、「ありがとう」と感謝されることが多いです。
全員が全員感謝してくれるわけではないし、それありきで仕事をするものではないですが、何気ない一言でもやはりうれしいものなんですよね。
「ありがとう」と言われることが普通になってしまったりするんですけど、感謝されることに感謝しないとなと思うまつ子です。
理学療法士は全国的に求人がある
私まつ子は今まで3回ほど引越しをしました。
その際も特に「求人がない、仕事がない!」なんてことはありませんでした。
が、地域により求人数には差があるようです。単位は(人)。データは2020年9月現在。
東京 | 1669 | 奈良 | 172 |
愛知 | 976 | 広島 | 346 |
山形 | 77 | 沖縄 | 97 |
福井 | 77 | 佐賀 | 36 |
大阪 | 1017 | 高知 | 21 |
やはり最も多いのが、東京の1669人、最も少ないのが高知で21人でした。やはり都市部になるほど求人数も多い傾向にあります。
住む場所によって、働きたい職場の数は減るかもしれないですが、「ない」ということはなさそうです。
なので、結婚や出産などのライフイベントに合わせて転職も可能ですね。
他職種より院内託児所の数が充実している
結婚、出産後に考えることは子供の預け場所、ですよね。
仕事を続けるにあたり、子供の預け先があるか、どんなところなのかっていうのは大きな問題。
待機児童が、とか保活が、とかよく耳にしますよね。
我が家は一般の保育園を選びましたが、院内託児所があるのを条件に転職した友達もいました。
まだ想像がつかない!という状況かもしれないですが、知っておいて損はない!
まず、子供を預けて働こうとすると、保育園などに子供を預けないといけません。保育園の種類も色々あるんですが、今回は院内託児所(企業内保育園)。
企業内保育園は、従業員が就業中に子供を預けることができる企業内に設置された保育施設のことです。事業所内保育所とも呼ばれています。
企業が従業員のために設置した施設なので、原則として利用者はその企業の従業員に限定されています。待機児童の増加に対応するべく政府は2016年から企業主導の保育事業を開始、その当時の企業内保育園の施設数は255か所、保育児童数は4,693人でした。
看護師の確保のため、企業内保育園の約60%が病院に設置されており、入所児童数は全体の76%です。今でも病院の設置割合がダントツに多いですが、一般企業にも広がりを見せてきているようです。
徹底検証!企業内保育園運営受託業者ランキングTOP5
とあるように、慢性的な看護師不足解消のため、病院側も復帰してもらおうと色々策を考えているようで、その一つが院内託児所。
一般の企業よりは数は多いみたいなので、保活は他の職業に比べたら多少楽かもしれません。
もちろん、地域差などもありますが。
職域が広いので、スキルアップ次第で様々な方面で活躍できる
理学療法士は新生児から高齢者、健常人から終末期までの患者さんまでじつに広く対象となります。
そして、活躍の場としても、患者さんを治療する病院、訪問、スポーツ、小児、マタニティー、産後などのウィメンズヘルス領域、理学療法士としての知識や経験を活かした研究職、一般企業、訪問看護ステーションやデイサービスでの起業など、幅広くあります。
理学療法士=病院ではない、と考えるとさらに選択肢が広がりますよね♪
興味のある分野で働き、その知識や経験が活かせれたらいいですね。
まとめ:理学療法士にはメリットがたくさん
以上、理学療法士のメリットについて書いてみました。
- 感謝されることが多い
- 全国的に求人がある
- 他職種より院内託児所が多い
- 職域が広いので、スキルアップ次第で様々な方面で活躍できる
普段気づいているようで忘れがちなこともあったんじゃないでしょうか。
個人的には、このコロナ禍でも給料、夏季賞与ともに減らなかったので、それもありがたいことだなぁと思っています。
以上のメリットを思い出してもらったうえで、デメリットの方が大きい、他の職業の方が魅力的だと考えるのであれば違う道に進む一つの目安になるのかなと思います。
一つの参考にしてもらえたらと思います。
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