理学療法士が辛い、辞めたい時に考える3ステップを理学療法士13年目の私が解説

働き方、働く場所
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こんにちは、かえでです!

「理学療法士が辛い、辞めたい」その気持ちめちゃくちゃわかります。

誰でも一度は考えたことがあるんじゃないでしょうか?

真面目なあなただからこそ、さらに悩んじゃうんですよね?

かえで
かえで

私も辛い時期あったよ~

私は新卒からPTを続けており、現在13年目になりました。

その間転職も3回経験しました。

「辛い。辞めたい」と思いながら毎日やり過ごすのは、本当に時間がもったいないです。

まずは、解決できる糸口がないか探してみましょう。そして環境を変えることです。

まずは自分は何がいやなのか考えてみましょう。解決して仕事が楽になったら本当に毎日心が楽になると思います。

鬱々と続けるのが一番精神的によくないです。どうしても続けるのが辛いのであれば、辞めたっていいんです。

私の今までの経験をもとに書いていきたいと思います。

自分に合った働き方を探してみましょう♪

理学療法士が辛い、辞めたいと思ったら考えてほしい3つのステップ

理学療法士が辛い、辞めたいと思ったら、次の3つのステップで考えてみると頭の中が整理できます。

  1. 何が辛いのかを考える
  2. 職場内で解決できそうか→無理そうであれば転職を視野に
  3. そもそも「理学療法士」が辛いのか→異業種転職を視野に

何もかも考えたくない、今すぐ辞めたいという気持ちかもしれないですが、一度立ち止まって考えてみると打開策があるかもしれません。

具体的に説明していきますね♪

かえで
かえで

考えることすらできないくらい辛い、体調も思わしくないという場合は思い切って休んだり、辞めてしまってもいいと思います。

心身が壊れる前に環境を変えましょう!

理学療法士の何が辛いのかを考えてみよう

給料などの待遇面が辛い

お金を渡す人、受け取る人

理学療法士の平均年収は約406万円(平均年齢33.3歳)、国民の平均年収は約440万円(30代)だそうです。「理学療法士は給料が安い」とよく言われますが、食べていけないほどではないと思います。

かえで
かえで

思ったより差は少ないかも

この給料が今後急激に上がるのは考えにくいので、給料アップを目指すのであれば給料が比較的いいと言われる訪問分野への転職、またはスキルアップをするという手段があります。

理学療法士も年々人口が増えているので、資格をとり差別化を図るという人もいます。

具体的なスキルアップとしては以下のような資格があります。

  • 認定理学療法士
  • 専門理学療法士
  • 心臓リハビリテーション指導士
  • 呼吸療法認定士
  • 栄養サポートチーム専門療法士
  • 認知症ケア専門士
  • 福祉住環境コーディネーター
  • 義肢装具士
  • 日本糖尿病療養指導士
  • 健康運動指導士

職場によってはこれらの資格を取得することによって、昇給を認めてくれるところもあります。

上記のような分野で需要がありそうであれば、上司に掛け合ってみる価値はあるかもしれません。

その際はこの資格を取ることにより、職場にどう貢献できるのか、売り上げがあがるのか、どう効率が図れるのかなどをプレゼンすると聞いてもらいやすいでしょう。

参考:POSTART 

残業などの業務が多忙でやりたいことができず辛い

仕事の忙しさは職場環境にもよってかなり差があります

時間外のカンファレンスや、カルテや計画書報告書などの書類業務、後輩指導、勉強会など「定時とは何ぞや?」という職場も多いですよね。

取得単位ノルマも職場によって差があるかと思います。

単位をギリギリまで取って、そこからカルテ入力、書類の作成、後輩のフィードバックetc…あっという間に定時。自分の調べたかったことも調べられない、ゆっくり患者さんのことも考察できない。。。

かえで
かえで

いったい何のためにPTになったんだろうと思うのも無理ないよね。。

最近では、働き方改革の影響で私の周りでも、以前よりは残業を減らそうとする動きも出てきています。作業の効率化を図れればいいですが、こればっかりは組織、職場自体が変わらないと難しいことが多いと思います。

上司、同僚とのコミュニケションが辛い

合わない上司、先輩、同僚、いますよね。。

かえで
かえで

コミュニケーションの問題が一番難しい。。

合わないどころか、明らかに自分にとって害がある相手は、はっきり言って変わってくれないと思っておいた方がいいです。

戦おうとする労力と時間(人生)が無駄になるケースが多い。逃げてもいいんです。

こちらの動画が参考になると思います。

第75回 【人生の無駄】関わってはいけないヤバい上司5選【人生論】

患者さんとのコミュニケーションが辛い

これも切実な悩みですよね。。

私たちが接する患者さんは年齢から重症度までじつにさまざま。

かえで
かえで

私も悩みました。。1回目の転職は正直これが大きかったかも。

何かしらの不自由があって理学療法を受けておられるので、心の負の部分を見聞きすることが多いです。

身体的不自由から精神的ストレスを抱えておられる患者さん、利用者さん、またそのご家族などからネガティブな発言を言われたり、辛い言葉を投げかけられることもあります。

時には、というかわりとよくリハビリ拒否されることもありますね。

あなたもないですか?

  • 拒否されると自分を全否定されているような気分になる。
  • どうにかリハビリしてもらえるように努力したけど無理だった。
  • 話を真正面から受け取ってしまい心が重い。

こう思ってしまうあなたは真面目で熱心なPTなんだと思います。

リハビリ拒否はどうにもならないこともあります。なので考えすぎないで。

かえで
かえで

負のパワーをもらうことも多いので、受け流すか発散する術を身に付けましょう

職場内で解決できそうなことか

問題を解決しようとする人

上司に相談してみる

問題点がわかったら、まず改善できないか自分で考えたうえで、相談したほうがよければ相談してましょう。

相談できるような上司の場合のみ実行してみてください。

例えば

  • 何か物品(PCなど)が少ないようであれば作業効率改善のため購入してもらえないか交渉
  • 削減できそうな業務の見直し、効率化
  • 現状を伝える(後輩指導の時間が多すぎるなど)

これは単なる一例ですが、もしSOSや業務の提案を受け入れてくれそうであれば、もしかしたら働きやすくなるかもしれませんね

異動などで解決しそうか

もし職場が大きい法人などであれば、同一法人の違う職域の部署に異動させてもらうことはできないでしょうか?

訪問リハや、外来、デイサービスなどは施設と併設されているところも多いですよね。

もし異動が可能で、異動して問題が解決しそうであれば、異動先の人間関係なども他施設よりは情報があるし、転職よりはハードルが低いかと思います。

職場内で解決しなさそうであれば転職を考えてみよう

それでも解決しなさそう、今の職場は辞めたいと思ったなら転職を考えてみましょう。

相手を変えるのはとても労力がいるし、変わらないことがほとんどだと思います。

だったら自分から自分の環境を変えましょう!

転職活動の始め方
  1. 次に働きたいところはどのようなところがいいか考えてみよう。
  2. 転職エージェントに登録して、具体的に探してみよう。
  3. 職場の規定に沿って退職の準備を進めます。

だいたい自分の働きたい環境のイメージがついたら、転職エージェントに登録してみましょう。

転職エージェントって?
  • 転職サイトにはないような非公開求人を多く扱っている
  • 担当のキャリアアドバイザーが自分に合った求人を紹介してくれる
  • 求人への応募や面接日程の調整など活動の一部をまかせることができる
  • 職場の雰囲気や研修制度など応募先の詳しい状況を把握している
  • 相談だけでもOK(実際に転職しなくてもいい)

私も実際に使ったことがありますが、すごく熱心に自分の状況や職場の希望を聞いてくれますよ。

すべて登録無料のオススメの転職エージェントはこちら

【PTOT人材バンク】

・登録後は専任コンサルタントが自分に合った求人を探してくれる。

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・求人は東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県に限られる

かえで
かえで

どちらも登録相談だけでも可能なので、一度登録してみてもいいと思います♪

そもそも「理学療法士」が辛いのか

環境を変えても辛いのであれば、異業種への転職も考えてみよう

もう患者さんと接するのが辛いんだ、興味がなくなってしまったんだという場合は異業種への転職も考えてみてはと思います。

理学療法士のメリットを考えてみよう

異業種への転職も候補に入るかと思いますが、今一度立ち止まって理学療法士である「メリット」についても見直してみましょう。資格職であることから優遇されていること、いいところもたくさんあります。

  1. 感謝されることが多い
  2. 全国的に求人がある
  3. 院内託児所が他職種より多い
  4. 職域が広いので、スキルアップ次第で様々な方面で活躍できる

理学療法士のメリットを理解した上で、異業種へ挑戦するのならそれもアリだと思います。

ブランクがあっても戻れる

一度理学療法士を離れてもまた戻ってくることができます。

妊娠出産を機に退職し、子育てが落ち着いてから戻ってくる女性理学療法士も多いです。

復職時に希望に合った求人を見つけるには数も減ってしまうかもしれないですが、ブランク歓迎の求人やシフトが自分で決められる訪問リハなどもあります。

まとめ:何が辛いのか考えてみて対策を考えよう

問題を考える人

理学療法士が辛い、辞めたいと思ったら考えてみてほしい3つのステップについてお話しました。

  1. 何が辛いのかを考える
  2. 職場内で解決できそうか→無理そうであれば転職を視野に
  3. そもそも「理学療法士」が辛いのか→異業種転職を視野に

人や状況を変えるのはなかなか難しいですよね。

特に人を変えるのはほぼ無理だと思っています。身内などどうしても変わってほしい人でもない人のために時間を割いて変えようとするのは時間的にも精神的にも辛いと思うので、やはり環境を変える方がいいかと思います。

それでもその環境に居続けたい理由があるのならまた別ですが。

どうするにせよ、精神をすり減らして病んでしまうのだけは避けてほしいです。

私も転職を3回経験していますが、そのときの生活に合わせた選択ができたんじゃないかと思います。

あなたに合った環境で働きましょう!

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