理学療法士13年目の私が転職を3回して思ったことと反省点

働き方、働く場所
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日々の業務お疲れ様です!

13年目理学療法士のかえでです。

私は今まで転職を3回してきました。

理由はほとんどが引越しによる家庭の事情ですが、辞めたくなかった、なんてことはなく(笑)、ちょうどいいときに転職の理由ができたという感じでの転職でした。

3回転職して、現在に至るのですが、(今のところ)今の職場が一番自分に合っていると思っています。(シフト制なので、休みの希望がいつも通るわけではないことだけが今の職場の不満点・・)

そして、急性期~生活期まで経験し、色々な職場を経験できたことはプラスになっていると思っています。

なので、結論としては転職してよかったということです。

転職3回という数字は少ない方ではないと思うので、今回は13年目の私が転職を3回して思ったことを書いていこうと思います。

少し足を止めて休憩していってもらえたらうれしいです^^

無理な場所で働き続けるより早く転職した方がいい

太陽に向く少女

結論としては、嫌なら転職しよう!ということ。

今の職場がすべてではないです。

もちろん転職するのはそれなりの大変さがあります。

転職するとき毎回思うのですが、「辞めるのもストレス、辞めないのもストレス」で、

「退職のストレス、入職のストレス」も多少なりとも、いや結構あります。

でも、新しい職場が慣れてしまえば、「辞めないストレス」の方がきっと大きかったんだろうなぁと思っていました。

後輩PTいろは
後輩PTいろは

辞めるって言いにくいし、引き継ぎとかもめんどくさいなぁ。

次の職場でまた一から慣れていくのも大変そうだし。

自分より経験年数下の子に教えられたりするのもなぁ・・

かえで
かえで

気持ちはとってもわかる!!

「退職のストレス、入職のストレス」を避けて、不満を抱きながらもずるずる働き続けがちですが、一時のストレスを乗り越えれば、今よりもっと自分に合った働き方ができるかもしれません。

だんだん自分に合った働き方もわかってくるので、私の場合は転職するたびにどんどん働きやすくなっていきました。

一か所で長く働いてる人も結構多くて、それはそれでより組織のことを考えたりしていいこともあるかと思いますが、私的にはもったいないような気もします。

色々な職場を経験することで、職場を客観的に見れたり、いいところ悪いところがわかってきたり、視野も広がります。

なので、紆余曲折ありましたが、今となっては転職してきてよかったと思っています。

3回の転職の経緯

経験年数職場退職理由
1~2回復期リハ病院合わなかった
3~5訪問リハ引越し
6~11一般病院(急性期~維持期)引越し
12~現在一般病院(亜急性期)

1回目の転職の理由は一言で言えば【合わなかった】ですが、このときの転職はじつは結構反省するところがありました。あとで書いていきます。

あとの2回は夫都合の引っ越しです。

が、それぞれの職場で長くは働きたくない、いつ辞めてもいい、と思っていたのですんなりと受け入れられました。

最初の頃はPT自体を辞めたいと思っていたので、2回目の転職でも悩んでいました。

かえで
かえで

あのときPTを辞めていたら今頃どうなってたんだろう。。なんてよく思いますね

妊娠出産を経ると産休・育休が関係してくるので、よくも悪くも、異業種への転職!なんていう気持ちはなくなっていきました。

そしてPTのメリットもやっぱりいっぱいあるんですよね。

参考までにこちらもご覧ください。

転職先をどうやって探したか

私の場合、夫もPTなので、夫の知り合いに内部の情報を聞いてもらうことが多かったです。

引越し先が遠方ではなかったからできたことだと思います。

3回目の転職のときに転職エージェントに登録し、探してもらいましたが、最終的には夫のつてを頼りました。

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新卒で入った回復期リハは人間関係の良さで入ったから続かなかったのかも

応える女性

新卒で入ったリハ病院は、長期実習で行った病院でした。

なので、人間関係や対象患者さんのことなどの内部のことはわりと知っていました。

人間関係がすごくよくて、実習生の私にもすごくよくしてくれて、バイザーの先生はそれはそれは尊敬できて、自然と「ここで働きたい!」と思うようになったのです。

そこは勉強会や研究、学会発表、地域での教室などが盛んに行われている、みんなモチベーションが高く積極的に色々取り組むような病院でした。

週に2回くらいは勉強会や話し合い、症例検討などがあり、定時で帰ることはほぼありませんでした。

皆が若くて子供もいない世代だったからできていたことかもしれないですね。

すごく勉強になるし、わからないことはすぐ先輩が教えてくれるし、プライベートでも同期や先輩とご飯を食べに行ったりで、とても楽しく充実した日々を送っていました。

かえで
かえで

毎日知識のシャワーを浴びているような感覚で、

勉強するにはとってもいい病院だったんです

が、あるとき患者さんの強い拒否が続き、なんだか心が疲れてきてしまったのです。

今思えばそこまで思い詰めることはなかったのかもしれないですが、

何が何でも介入しなければならないというプレッシャー、

先輩はうまく流しながら介入できている、

何となく誰にも相談しにくい、

患者さんのことも嫌になる・・・

そんな状況でどんどんモチベーションも下がって、思い詰めていきました。

かえで
かえで

思い詰めないで、うまく切り替えて!と当時の自分に声をかけたい

そして自分は患者さんに対して優しくできない人間なんだ、と実感した出来事でもありました。。

それから、自分は本当に研究や地域の教室がしたいんだろうか、そんな人間なんだろうかと考えるようになりました。

バリバリ研究して学会発表したいの??無理してるんじゃない??

そうなると、もう辞める方へ気持ちがシフトしていってしまったのです。

そして、2年目の秋くらいには転職することを決めました。

結局、実習で行ってうまくいったから安心できる、別の新しいところに飛び込むのが憂鬱、そんな気持ちもあったんだと思います。

人間関係がよくても他のことで自分に合わなかったらダメなんだとあとから学びました。

1回目の転職、はじめのうちは後悔していた

1回目の転職は、3年目で訪看での訪問リハビリに就職しました。

なんで訪問リハビリにしたかというと、先に友達が働いていて話を聞く機会があり、給料面と自由さが魅力的に感じたからです。

そのときちょうど、PTとしてもモチベーションが保てず、周りにもついていけず、患者さんの拒否も応えて気も滅入っていたので、「逃げ」といえば「逃げ」でした。

最初の病院は人間関係はよくて、それは楽しかったのですが「PTとして」となると、どうしても続けられなくなったのです。そのタイミングで訪問の話を聞いて決意したという経緯でした。

その結果学んだことは・・・・

  • 自分には直行直帰の訪問は向いていなかった
  • 同僚とのコミュニケーションが少なく孤独を感じてしまった
  • 給料などのいい面ばかりに流されてしまった
  • 他人がいいところが自分にいいとは限らない
  • 自分のことを知ってから考えた方がいい

こんなことを学んだのでした。

転職前の回復期リハ病院は和気あいあいとしていたので、訪問に行き直行直帰になり急に1人の時間が増え急激に孤独感を感じるようになりました。

なので、「転職早まったのかなぁ、もうちょっと我慢したらよかったのかな」と辞めたあともなんだかんだでストレスを感じていたのです。

でも「辞めてもストレス、辞めなくてもストレス」で、当時はもう続けられないと判断しての転職だったので、もうこれが答えなんだと割り切って、そのときのメリットを意識するように切り替えました。

2回目以降の転職では、自分が重視するところを考えて選ぶ

チェックリスト

重視したところ①残業がない

私はプライベートの時間を大事にしたくて、極力、仕事のこと業務時間内に終えようと意識していました。

そして妊活も意識していて、ガツガツとは働きたくなかったので、習慣的に残業があるような職場はまず避けました。

重視したところ②人間関係がいい

これは皆さん重視したいところではないでしょうか!

完全に問題がないというところはなかなかないかもしれないですが、わかる範囲で人間関係の情報も入れるようにしました。

2番目の職場は「働きやすいよ」という情報のもと、入職しましたが、決して人間関係がいいとは言えませんでした。。

が、たしかに他の面で「働きやすい」職場だったので、何とかやっていけたし、よかったと思っています。

逆に新卒で入った病院は、実習先で人間関係がいいのも知っていましたが、それでもダメだった・・・

その時の自分のメンタルもあると思いますが、人間関係がよくてもダメなんですよね。

人間関係はいいに越したことはないですが、人間関係が悪くても我慢できる程度であれば、人間関係以外での働きやすさはどうか、などトータルでの評価になってくると思います。

重視したところ③勉強会などがない

①の【残業がない】に通じるところがありますが、私はガツガツ働くモチベーションもないし、プライベートを大事にしたかったので、強制的な勉強会などがあるようなところは避けました。

  • 仕事のことは仕事中に終える!
  • わからないところは時間内に調べる!

これが大事にしているところです。

時間的余裕もある職場を選んだからこそできることかもしれないですね。

周りの人の意見も聞いてみよう

最初の入職のとき、一部の人(先生や友人)からは

一部の人
一部の人

かえでにはあそこは向いてないんじゃない?

と言われていたのです。

そのときは、私も少し腹立たしさを感じ聞く耳を持たなかったし、そこから他のところを探すのも正直気が乗らなかったので、そのまま突き進んでしまいました。

今思えば、周りの人の方が私のことをわかっていたのかもしれません。

近しい人より、案外そこまで親しくない人の方が的確に見れていたりすることもあるんですよね。

周りの人の意見にも少しは耳を傾けて、参考にしたらよかったのかなと思います。

それでも変わらない場合もあるんですけどね!

まとめ:自分に合った場所で働くのが一番いい

以上、【理学療法士13年目の私が転職を3回して思ったことと反省点】でした。

最終的には、本当に自分が望むこと、合っているのは何かを明確にしていくのが大事だと感じました。

  • 最初の就職では新しいところに飛び込む勇気がなく、本当に自分のやりたいことではないのに、安心できるところをえらんでしまった
  • 1回目の転職では友人の意見を鵜呑みにし、逃げるように転職してしまった
  • 自分のキャパ、人間性を知ることが大事

当時のことを思い出しながら、自分の思いを長々と赤裸々に書いてしまいました。

誰かの何かの役に立てばうれしいです。

読んでいただきありがとうございました!!

また休憩しに来てくださいね~♪

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